アフィリエイトサイトの収益化を図解(アフィリ入門)
アフィリエイトサイト作りの山場であるサイトの収益化に進みます。
ここまで解説してきた手順よりは、一番興味のあることだと思いますので、できるだけわかりやすく月に5万円稼ぐ方法をイラストや写真を使って解説しますね。
アフィリエイト収益化の手順
検索上位表示を取るために必要なこと
- 検索上位を取るには自分の強みを知ること
- ターゲット(ペルソナ)を決める
- 競合の多いジャンルでもロングテールで攻める
- 自分の好きなジャンルをひとつに絞る
- 3ヶ月で50記事を目標に書く
アフィリエイトほど個人の個性が出るビジネスは他にないようです。
つまり、アフィリエイトは個人の発想しだいで、どのような形態でも稼げます。
個人の発想と言うのは「あなた自身の強みで稼ぐ」という意味です。
例えば、あなたが将棋が好きなら将棋ファンをターゲットにして、将棋上達のコンテンツを売ることができるし、牛肉が好きなら牛肉もアフィリできるし、お墓に詳しいなら墓地もアフィリできる・・・。
つまり自分の強みと言うのは、誰よりも〇〇に関しては少し詳しい、あるいは経験した、あるいは興味があるということです。
アフィリエイトで稼ぐまでには地道な努力が必要なので、好きなジャンルをアフィリエイトすることが長く続けるコツです。
嫌いなことを無理やりやろうとすれば、収益化も停滞します。
そのために好きなことに集中してやることが稼ぎの原点です。
アフィリエイトで稼ぐには「キーワード検索上位を取る」ということが絶対条件になってきます。
興味がないジャンルでキーワードで検索上位を取るのは至難の業です。
しかし、興味があるジャンルであれば検索上位を取るのはそんなに難しくありません。
そう、何がしかのキーワードで検索上位を取れば、何でも売れるのがネットの世界です。だからアフィリエイトは面白いビジネスなのです。
月間7桁以上稼いでいるアフィリエイターの収益化手法は様々です。ですが、稼いでいる人の「収益化の基本」は下記のような共通事項です。
まず基本を実践して5万円以上達成すれば、おのずとあなたなりの収益化スタイルが作られてきます。
なので、今から解説する収益化においては一つの事例として参考にしてください。
収益化の第一歩は、自分の強みを知る(おさらいしてみよう)
自分の強みをテーマにアフィリエイトしよう
まず誰もが「ニーズのあるジャンルでアフィリエイトすること」と言います。それには私もい異存はありません。
トップページの稼げるジャンルで紹介しているものです。
矛盾しますが、果たしてこれだけが稼げるジャンルかというと、正直答えはNoです。
アフィリエイトは自分の強みを生かしたジャンルでやるほうが成果は発生しやすいです。
私はサラリーマン時代を百貨店で過ごし「おせち」について実際に販売もしたり料理などある程度知識があったので、「おせち」のアフィリエイトサイトを作りました。12年も前のことですから、当時はライバルがほとんどいなくて、確定報酬で月間100万円を超えていました。
そのサイト作りを虎の穴塾生に教えて、今でも「おせちの複合キーワード」で上位表示されているのは「虎の穴」塾生さんのサイトです。
こうした塾生さんのサイトは、月間で30万円~100万円は達成しています。
おせちは9月ごろから売れだして、11月~12月上旬がピークを迎えます。
だからその2ヵ月だけでも軽く50万円以上は稼いでいます。
このように、自分の得意な物、好きな物から、アフィリエイトをスタートするのは間違っていません。
むしろその方がライバルも少数で検索上位表示も成果も発生しやすいのが事実です。
あなた自身の強みを知ることは大切なので、次のように自分の強みや弱みをおさらいしてみましょう。こうした中からどれかひとつジャンルを絞っていくと収益化しやすくなります。
自分を知る(強みや弱み) | 例えばこんなこと |
---|---|
あなたの悩みは? | 薄毛、肥満、剛毛など |
あなたの願望は? | 育毛、ダイエット、結婚など |
あなたの仕事は? | 調理師、会社社長、セールスマンなど |
あなたが得意なことは? | 早寝早起き、洋服のデザインなど |
あなたが欲しいものは? | 4Kテレビ、パソコン、宝石 |
あなたが夢中になっているものは? | M1グランプリ、宝塚歌劇団など |
人より優れていることは何? | 洋服のセンス、文章力など |
人に教えられるものは何? | パッチワーク、英語、スマホなど |
人から才能があると言われたことは? | 司会、手品・カラオケなど |
自分は経験済みで、他人は未経験? | 結婚・離婚、留学など |
これだけは負けないこと? | お見合い・失恋、ダイエット経験など |
自分が偏っているな、と感じること? | コンビニばっかり利用するなど |
人より多くの時間を割いていることは | 漫画を読む、テレビを見るなど |
被りますが、下記の関連記事も参考にしてください。
ここを抑えてやっていけば月5万以上稼げる
ターゲット(ペルソナ)を明確にすれば記事は書きやすい
自分の強みが分かったら、その情報を誰に教えたいか「ターゲット」を決めましょう。
アフィリエイトサイトは、「誰にどんな情報を発信するのか」を大前提にしないと、文章がまとまりにくく、読み手の心に刺さりません。
ターゲットが決まれば、次は、「誰に何を売りたいのか」を明確にすることが需要です。
つまり、ターゲット(ペルソナ)に何を売るかを明確にするということです。
「ターゲットを明確にすれば、書く記事内容も明確になり、読みやすく読者のハートを掴む記事が書けるようになります。この場合、一人の人に話しかけるように書いていけばいいです。ユーザーが悩んでいることを解決する役に立つ情報を書く。
このような良質な情報提供をすることでユーザーに喜ばれ、売れるサイトになるのです。
では、もう少し具体的に解説してみます
このペルソナ設定の方法を理解すれば、どんな商品でもアフィリエイトできるようになります。
この場合、あなたが独身で「転職を2~3回経験した、転職で成功する秘訣や、転職で苦労したこと」など転職の経験をテーマに、転職を考えている人をターゲットに収益化してみましょう。
下図を見てください。実際に虎塾で教えているペルソナ設定の手順です。
- ターゲットを決める
- ターゲットの悩み(ニーズ)を考える
- 悩みやニーズを解決できる方法を提案する
- 具体的に「この商品やサービス」を使うことを提案する
- その結果、購入という行動が起きて、あなたに報酬が発生する
つまり、「問題提起→誘導→解決法の提案→制限(限定や、期限、キャンペーンなど)→行動させる(購入ボタンやコメント)」という一連の流れのことです。
ペルソナ設定は上図なら順番はどこからでもOKです。
④商品やサービスを選んで、それを利用する人をターゲットにしてもいいですが、ライバルに勝ち、できるだけ高い確率で成果を狙うなら、上図(CHSART1 )の手順がいちばん効果的な作業結果を期待できます。
もう少し具体的に「誰に」「何を」提供するかというところを解説します。
■コンテンツ作りはどこからでもOK!
サイト作成の場合に【図CHART1:サイトコンテンツの全体像】にあった「ターゲット」「ニーズ」「アイデア」「商品・サービス」という要素を考えていく必要があります。
例えばこんな感じ↓↓(図をクリックで拡大表示)
【CHART2:30代独身男性をターゲットにした場合】
上記のCHART2表では「30代・独身・男性会社員・一人暮らし」とターゲットを決めら一例です。
ターゲットが決まればニーズが分かります。
「30代・独身・男性会社員・一人暮らし」を対象にアフィリエイトをするならば、その対象者が持つ「不満」「不安」「不便」「不具合」を推測します。
そのニーズに対して解決できるアイデアを提案し、最後にそのアイデアを実現させるための具体的な商品やサービスを提供すればいいのです。
売りたい商品からターゲットを決める場合は?
ターゲットが決まればニーズが分かると書きましたが、逆に売りたい商品があるのならば、その商品がどんなニーズを持つターゲットに売れるのかを考えればいいのです。
どの要素から決めるかの順番が大切なのではなく、全体像を一目で見えるようにすることが大切です。
次はもう少し範囲を狭くしてみましょう。
例えば、提供するサービスのジャンルを「仕事」に絞ったとして考えてみましょう。
次ページの【図CHART3:ジャンル仕事】を見てください(クリックで拡大)
「ジャンル」を設定することで、統一感のあるサービスの提供が可能になりました。
ターゲット(ペルソナ)だけを決めて幅広いジャンルの商品を提供するサイト構成も可能ですが、最初のうちはジャンルやターゲットを絞り込んでサイト作りをした方が成果は早くでるでしょう。
ターゲットと商品・サービスのマッチング度合いが高い方が成約率も高くなり、SEO対策も施しやすいというメリットがあります。
上記図CHART3の例では「転職サイト」が作れますね。
このようにターゲットを設定して、そのターゲットのニーズにどのようなサービスを提供するかを明確にすることでサイトコンテンツの入口から出口までの全体像が見えてきます。
キーワードを意識して記事を書く
上図CHARTでも表示しているが記事を書くときは「タイトル」や「記事内」にキーワードを記述することを忘れてはいけません。この場合CHART3で紹介したようなキーワードを含んだ記事を書いていくようにします。これが検索エンジンから上位表示をしてもらうために必要な手順です。注意することはあまりにも検索上位を意識し過ぎて、検索エンジン向けの記事を書く人がいます。
そうではなくて、ターゲットが欲しい記事を書くには、キーワードを明確に意識すつことがポイントです。キーワードを活用した記事が書ければ、確実に需要のあるサイトに仕上がります。
ターゲットが欲しがるキーワードを探すには「サジェスト」を活用します。
誰でも検索するときにはグーグルの検索窓に欲するキーワードを入力します。サジェストに表示されるキーワードは実際にユーザーが、そのキーワードで何度も検索」しており、需要があるキーワードなのです。
他にも「ヤフー知恵袋」「教えてgoo」などをから、こうしたキーワードを集めることができます。
※サジェストの活用についてはこちらを参考にしてね>>
つまり良質な記事を書き続けて行けば、SEOを意識するまでもなく、検索エンジンに高い評価を受けるサイトに仕上がります。
ロングテールでアフィリエイトする習慣をつけましょう
ロングテールという手法があります。元々は「スキマ」「ニッチ」というビジネス市場を狙う戦略をいいますが、アフィリエイトでは、ビッグキーワードよりスモールキーワードという表現を指します。
例えば上図CHART3を見てもわかるように、30代男性転職サイトを作るなら、下図のようにライバルが多い「転職」というビッグキーワードは避けて、「転職+WEBデザイナー」とか「美容業界の転職に強い転職エージェント」というようにターゲットのニーズを見つけた複合ワードをロングテールといいます。ある意味、競合ジャンルだけど、こうしたロングテールを拾って、「ライバル不在」あるいは、「ライバルが少ないキーワード」でアフィリエイトすれば、サイト開設直後であっても、少ない記事数でも検索上位を取る確率も高くなるし、成約率も上がってきます。
ロングテールとは、「ターゲットが決まればニーズが分かります」と先ほど書きました。でも、主婦の人ならば「30代独身サラリーマンのニーズなんて分からない」と思うかもしれません。
もちろん主婦には分からないニーズかもしれませんし、逆に30代独身サラリーマンであっても、そのターゲットの持つニーズ全てを把握している訳ではありません。
だから人のお知恵を拝借するのです。
- キーワード検索サジェスト
- YAHOO知恵袋
- OK!WAVE
- 楽天ランキング(口コミ評価)
他にもいろいろとあるかと思いますが、それぞれに人が持つ「不満」「不安」「不便」「不具合」が掲載されています。
そしてありがたいことに解決するための方法やヒントまで書いてくれていることもあります。
さらには貴重なキーワードもたくさん転がっています。
サイトタイトルやカテゴリ・コンテンツに利用できるキーワードをここから見つけることも多いです。
ロングテールが決まれば、それに関蓮する記事を50記事以上書く
ジャンルを決めてロングテールが決まれば、それに沿って記事を書いていきます。
アフィリエイトはある意味「時間の積み重ね」です。
記事数が増えていけばいくほど、アクセス数は伸びていきます。検索エンジンの変動で検索順位が上下するかもしれませんが、あせらず我慢して、ユーザーに良質な記事を書き続けていくうちに検索エンジンに高い評価をもらえるようになります。
1記事1記事を丁寧にわかりやすく書く
記事の文字数は2000~4000文字を目安とします。文字数が500前後の文字では競合の多いジャンルでアフィリエイトする場合、ライバルサイトに負けます。
今のグーグル検索結果では、長文でわかりやすく構成されている記事を高く評価しているからです。
ただし、ライバルが少ないジャンルの場合では文字数が500~600文字前後でも良いといわれますが、それでもきっちり深堀していくことをおススメします。
深堀していくことでより専門性を高めて、良質な被リンクを受けるメリットも出て、より強力なパワーサイトに育っていきます。
とにかく人に役立つ記事を書くことを忘れないでください。
「ユーザーがなるほど」と納得する記事を増やせば増やすほどSEO対策がある意味自動化されます。
商品を販売しない情報記事も書く
商品を販売しない情報記事を書くことはSEOにおいてとっても大切です。情報記事と言うのはターゲットのニーズを満たしてあげる内容を書くことです。
例えば女性の薄毛をテーマに育毛剤を販売するなら、「薄毛」に関する情報記事が必要です。「薄毛の原因」や、「薄毛のあなたを他人はどう見ている?」「薄毛を放置したらどうなる?」「育毛剤の効果」「成分の説明」「定期購入とは」「育毛剤トラブル」「自分の体験談」「各メーカーの商品紹介記事」などなど薄毛に関係する情報提供をします。
このように集客ページを作ることでアフィリエイトしたいテーマの情報を網羅することになるので検索エンジンにも高評価されます。
最初は弱かったドメインパワーも徐々に強くなっていき検索結果において上位表示されるようになります。
つまり、この情報記事こそが集客ページなのです。販売ページへの導線作りになります。トップページより個別記事にアクセスが集まることを忘れてななりません。
補足ですが、情報記事のことを「集客ページ」。
商品販売記事(人気ランキングや比較、商品紹介など)の事を「キラーページ」と呼んでいます。
このように集客ページを作りキラーページへ内部リンクをつけることで稼げるサイトに成長していきます。
では、100記事あれば、集客ページとキラーページを作る割合はどれくらいが理想化と言えば8:2の割合です。集客ページが80記事、キラーページが20ページです。しかし、これはあくまでも目安でキラーページを1割にしても構いません。
30記事、50記事のサイトでもこの割合でサイトを作るといいでしょう。
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