活弁映画

映画カツベンを鑑賞、子供の頃見た無声映画を思い出す

今の若い人にクイズ形式で「カツベン」って何だろうと聞くと、ほとんどの人が「とんかつ弁当」の略称と答えるだろう。そのカツベンを嫁と手をつないで鑑賞に出かけた。
カツベンとは活動写真であり、この映画の主人公は活動弁士にスポットあてている。

この作品の主人公になる成田凌は、この映画のためのオーディション100人から選ばれた新人。
この主人公である成田凌を取り巻く連中は海千山千の役者が出演して作品を面白くしている。

僕が子供のころ昭和30年前までの田舎には無声映画もあっていた。僕らはスクリーンを見ながら、スクリーン横に立って、その映画に出てくる役者のセリフを聞いて楽しんでいた。

そして音楽など三味線、ギター、太鼓などを受け持つ人がいて舞台の端で演奏をしてくれる。

映画には一応脚本らしい、セリフのやり取りや振り付けはあるものの、ほどんどのストーリーはこの活弁士が勝手に脚本している。なので、活弁士の語りの出来具合によって、劇場の収益を左右する。

だから、劇場にとって優秀な活弁士をスカウト、引き抜きすることは日常茶飯事だった時代背景を、周防監督は見事にコミカルにかつ、感動を与える映画に仕上げていた。

僕らの頃で有名な活弁士に徳川無声さんというお爺さんがいて、独特の語り口で評判だった。
僕が住んでいた近所の映画館に徳川無声さんがくることはなかった。無声さんは活弁士だけでなく自ら俳優として出演したり、脚本を書いたり、文筆にも優れており、現在のマルチタレントの元祖のような人た。

本編にも飲んだくれの活弁士が登場しているが、周防監督はおそらく、この無声さんを勝手に登場させて作品を作ったことも見ていて感じられた。

映画『カツベン!』の舞台裏や作品ストリー

師走のひとときを楽しませてくれる映画なので、ぜひお出かけしてみてくださいな~

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